ロレックスのオーバーホール料金を解説する記事のアイキャッチ

ロレックスのオーバーホール料金|正規と専門店を比較【2026年】

※本記事はプロモーションを含みます

ロレックスのオーバーホールにかかる料金は、正規(日本ロレックス)に出すと8万円台後半〜11万円前後、修理専門店なら2万円台後半〜4万円台からが目安です。トキウル編集部で日本ロレックスの公表情報と、時計修理専門店「CIEN」「WATCH COMPANY」の料金表を突き合わせたところ、同じ分解掃除・注油という作業内容でも、依頼先によって費用が3倍近く変わることが分かりました。この記事では正規と専門店それぞれの料金体系と納期・保証に加えて、無料見積もりの取り方、届いた修理明細(見積書)のどこを見れば価格を比べられるのかまで整理します。

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正規(日本ロレックス)のオーバーホール料金と受けられるメリット

日本ロレックスに依頼した場合の基本技術料は、モデルによって8万円台後半〜11万円前後が目安です。この基本料金には、ムーブメントの分解・洗浄・注油・調整に加えて、ケースやブレスの研磨、防水テストまでが含まれています。劣化した部品の交換が必要になった場合は、ここにさらに2万円前後が上乗せされるのが一般的です。

ポイント

正規の基本料金は「分解洗浄+研磨+防水テスト」までを含んだ技術料です。部品交換が発生するかどうかは分解してみないと分からないため、最終的な請求額は見積もり時点より増えることがあります。

正規に出す最大の利点は、オーバーホール後2年間の国際保証がつくことです。世界中どこの正規サービスセンターでも保証が通用するうえ、純正部品を潤沢に持つメーカーだからこそ、絶版に近いアンティークモデルでも部品調達で断られにくいという安心感があります。技術者も日本ロレックスの研修を受けた専門スタッフのみが担当します。

正規に出すメリット
  • オーバーホール後2年間の国際保証がつく
  • 純正部品での修理が前提で、部品調達の心配が少ない
  • 将来売却する際、正規の作業記録がプラス材料になりやすい
  • 世界中の正規サービスセンターでアフターケアを受けられる

納期は通常1ヶ月半〜2ヶ月半程度が目安ですが、スイス本社からの部品取り寄せが必要なモデルや、依頼が混み合う時期には半年以上かかることも珍しくありません。急ぎで時計を使う予定がある場合は、この納期の長さがネックになる人もいるはずです。

修理専門店に依頼した場合の費用相場と納期|CIEN・WATCH COMPANYの例

正規より費用を抑えたい、もしくは納期を短くしたいという場合の受け皿になっているのが、ロレックスの修理・オーバーホールを専門に扱う民間工房です。ここでは実名で2社の料金を見てみます。

ロレックス、オメガなど高級時計のオーバーホール・修理専門店【CIEN】

大阪・東京(新宿)に受付拠点を持ち、元ロレックス技術者や大手時計メーカーの修理部門出身者が在籍する専門店です。ロレックスの基本料金は27,500円(税込)からで、コスモグラフ デイトナは42,900円、デイデイトは31,900円というように、モデルごとに明確な価格が公開されています。納期は約3週間(デイトナのみ約4週間)、オーバーホール後1年間の保証がつきます。全国どこからでも無料の梱包キットで郵送できるので、近くに店舗がなくても依頼しやすいのが特徴です。

年間約30,000本の修理実績!時計修理専門店WATCH COMPANY

2003年創業、東京(飯田橋・表参道)・大阪・名古屋・横浜に店舗を構え、年間約30,000本という修理実績を持つ専門店です。ロレックスの料金は自動巻き3針が25,300円、デイデイトが33,000円、デイトナが41,800円、手巻きのプリンスが33,000円という価格帯で、納期は2〜3週間(デイトナは3〜4週間、プリンスは4〜5週間)が目安になっています。1級時計修理技能士が在籍し、部品交換にはメーカー純正パーツを使う方針を明確にしている点も安心材料です。

両社ともモデルによって数千円の差はあるものの、正規と比べれば基本料金は半分以下からスタートします。どちらも無料見積もりを受け付けているので、依頼を決める前に自分のモデルでいくらになるかを確認しておくと失敗がありません。

【比較表】正規と専門店、料金・納期・保証を横並びで

ここまでの情報を一覧にしました。金額はいずれも2026年7月時点の各社公表価格にもとづく目安です。

依頼先 基本料金の目安 納期の目安 保証
日本ロレックス(正規) 8万円台後半〜11万円前後 1ヶ月半〜2ヶ月半 2年間(国際保証)
CIEN 27,500円〜42,900円 約3〜4週間 1年間
WATCH COMPANY 25,300円〜41,800円 2〜5週間(モデルによる) 各社規定に準ずる
注意

表の金額は基本技術料の目安です。部品交換や新品仕上げを追加すると別途費用が発生します。モデル・状態・依頼時期によって変動するため、最新の金額は各社の公式サイトまたは見積もりで確認してください。

無料見積もりの取り方と、金額が確定するまでの流れ

料金表に出ている金額は、あくまで「分解してみて追加作業がなかった場合」の基本技術料です。実際にいくら払うことになるかは、時計を預けて中を見てもらう見積もりの段階で固まります。ここが分かっていないと、想定より高い請求に驚くことになりがちです。

  • 公式サイトのフォームや電話で、モデル名・型番・症状を伝えて申し込む
  • 店舗に持ち込むか、郵送で預ける(CIENは無料の梱包キットが用意されています)
  • 受け取った側が状態を確認し、必要な作業と金額を提示してくれる
  • 金額に納得できれば作業スタート、合わなければ断ってもかまわない
  • 作業完了後に受け取り。保証書や作業内容の控えは捨てずに保管しておく

見積もりは店頭でその場に出るとは限らず、分解して内部を見てから連絡が来るケースもあります。CIEN・WATCH COMPANYはどちらも見積もり自体が無料で、金額を見てからキャンセルする対応が案内されているので、金額感をつかむだけの目的で出しても問題ありません。返送や引き取りの条件は依頼先ごとに違うため、申し込み時に一度確認しておくと安心です。

見積もりを取るときのコツ

比べるなら、同じ条件で揃えるのが鉄則です。型番・症状の伝え方を各社で同じにして、返ってきた金額は「基本料金だけ」ではなく「部品交換や仕上げまで入れた総額」で見比べてください。片方だけ研磨込み、もう片方は研磨別途、という状態で数字だけ並べても意味がありません。

修理明細(見積書)に書かれる項目と、価格の見比べ方

見積書や修理明細は、店によって書式は違っても載っている項目はだいたい共通しています。何にいくらかかっているのかを分解して読めるようになると、金額が妥当かどうかの判断がしやすくなります。

明細の項目 中身 チェックしたいところ
基本技術料(オーバーホール料金) 分解・洗浄・注油・組み立て・精度調整 モデル別に設定されている。自分の型番の区分が合っているか
部品交換費 パッキン、リューズ、ゼンマイなど劣化部品の交換 純正部品かどうか。点数と単価が書かれているか
仕上げ・研磨 ケースやブレスの磨き直し 正規は基本料金に含まれる。専門店は別料金のこともある
検査・その他 防水テスト、精度検査、送料や手数料など 基本料金に含まれるのか、別建てなのか

金額そのもの以外に見ておきたいのが、表示が税込か税抜か、保証は何年つくか、そして交換部品が純正かどうかの3点です。特に部品の出どころは、あとから売却するときの評価に効いてきます。「一式」「調整費用」のようにまとまった書き方で内訳が見えない場合は、遠慮せず内容を聞いてしまってかまいません。説明を渋る依頼先は、その時点で候補から外す判断材料になります。

受け取った明細や作業内容の控えは、保証を使うときの根拠になるだけでなく、いつ・どこで・どんなメンテナンスをしたかの記録として残ります。箱や保証書と一緒に保管しておくと、手放すときの説明材料としても使えます。

依頼先の選び方|資産価値・保証・納期のどれを優先するか

結論を先に言うと、将来的な売却や資産性を重視するなら正規、実用重視でコストと納期を抑えたいなら専門店、というのが基本の分かれ道です。正規のオーバーホール明細は、査定の際に「正規で維持されてきた個体」として評価されるプラス材料になりやすい一方、専門店での作業歴自体がマイナスに直結するわけではありません。重要なのは社外品への交換歴や、非正規での分解による防水性能の低下がないことです。

そもそも直して使い続けるより手放すことを検討している場合は、先にモデル別の相場を知っておくと判断しやすくなります。ロレックスの買取相場ではデイトナやデイトジャストなど主要モデルの目安をまとめているので、あわせて確認してみてください。オメガも一緒に所有していて、まとめてメンテナンスを検討している人はオメガのオーバーホール料金も参考になるはずです。正規・専門店以外の依頼先も含めて基準から知りたい場合は、時計のオーバーホールはどこがいいかで4つの依頼先を整理しています。

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オーバーホールに出す前にやっておきたい準備

見積もり額を無駄にしないためにも、依頼前に済ませておきたいことがいくつかあります。

  • 型番と購入時期を確認しておく(保証書・レシートがあれば手元に)
  • 止まっている・水が入っている場合は、自分で分解や電池交換をしない
  • 気になっている症状をメモにして、預けるときに伝える
  • 正規と専門店、それぞれの納期を踏まえて依頼のタイミングを逆算する
  • 付属品(箱・余りコマ)は査定にも関わるので一緒に保管しておく

特に注意してほしいのが、水没や不動状態での自己処置です。裏蓋を自分で開けるとガスケット(防水パッキン)が劣化・破損しやすく、そのあとの修理費用がかえって高くつくケースがあります。異常に気づいた時点で、できるだけ早く見積もりに出すのが結果的に安くつく近道です。

電池切れだけであれば、必ずしもフルオーバーホールが必要とは限りません。依頼先ごとの値段は腕時計の電池交換はどこがいいかで比較しているので、症状に応じて使い分けてください。

ロレックスのオーバーホールに関するよくある質問

オーバーホールはどれくらいの頻度で必要ですか?
目安は3〜5年に1度です。使用頻度が高い、汗をかきやすい環境で着けている、防水性能を重視したいといった場合は、やや短めの周期で検討するのがおすすめです。
見積もりだけ頼んで、金額を見てから断ることはできますか?
できます。CIEN・WATCH COMPANYともに見積もり自体は無料で、金額に納得できなければキャンセルする対応が案内されています。返送方法や引き取りの条件は依頼先ごとに違うので、申し込み時に確認しておくと確実です。
見積もりの金額と最終的な請求額がずれることはありますか?
分解して初めて分かる劣化があると、部品交換が追加されて金額が動くことがあります。追加が出たときに再連絡があるのか、上限をいくらに設定できるのかを、預ける前に確認しておくと想定外の請求を避けられます。
修理明細の「基本技術料」には何が含まれますか?
ムーブメントの分解・洗浄・注油・組み立て・精度調整までが基本です。正規はこれに研磨と防水テストも含みますが、専門店は仕上げが別料金になっている場合があるので、明細のどこまでが基本料金かを見てください。
専門店にオーバーホールを頼むと、メーカー保証はどうなりますか?
新品購入時のメーカー保証期間内に非正規で分解すると、その後のメーカー保証が対象外になる場合があります。購入から日が浅い場合は、事前に保証条件を確認してから依頼先を決めてください。
専門店に出すと資産価値が下がりますか?
専門店での作業歴だけを理由に大きく減額されることは多くありません。減額につながりやすいのは社外部品への交換や、防水性能を損なう不適切な分解歴です。純正部品を使う専門店を選べば、その点のリスクは抑えられます。

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まとめ|料金だけでなく保証と納期も比べて選ぶ

ロレックスのオーバーホール料金は、正規が8万円台後半〜11万円前後・2年保証、CIENが27,500円〜42,900円・1年保証、WATCH COMPANYが25,300円〜41,800円・各社規定の保証と、依頼先によって費用も条件も変わります。ただし最終的な金額を決めるのは見積もりの中身なので、資産価値を残したいのか実用重視でコストと納期を優先したいのかを先に決めたうえで、複数社の明細を同じ条件で見比べるのが失敗しない進め方です。

正規と専門店、実際の金額差は見積もりを比べるのが一番早い方法です。

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出典:日本ロレックス、CIEN、WATCH COMPANYの公式サイトで確認できる2026年7月時点の価格情報をベースに、トキウル編集部で比較・整理しました。実際の料金は個体の状態や部品交換の有無により変動します。


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